【入院・手術の体験記①】1週間の入院・手術を受けた私が体験談を語っていく。

私は先日まで耳下腺の手術を受けるために入院していた。

入院すること、ましてや手術をすることなんて人生に何度もあることでは無い。

ちなみに私は人生3度目の入院・手術だが。

今回は、そんな私が1週間の入院と手術の体験談を語っていく。

この記事を読むことで、実際に入院および手術をする際の流れや体験談を知ることが出来るだろう。

目次

入院前日

今回の入院は手術目的の入院になる。

耳下腺腫瘍という診断名で、耳の下辺りにできものができてしまうもの。

良性の場合と悪性の場合があるけれど、私は良性だった。

手術の説明や検査は、前回の外来受診時に全て済ませている。

その時に、手術の同意書や入院時の書類も全て渡されている。

前日はドキドキしながら明日の入院の準備をした。

忘れ物がないかが一番心配。

荷物、書類、診察券、保険証などなど何回もチェックした。忘れ物があると家族に頼まなきゃだから念入りに。

準備万全にしたら、入院は午前中のため、明日に備えて早めに就寝。

入院1日目

この日の朝は、早めに寝ていたためスッキリと目覚めることが出来た。

そして朝食を食べて、入院時間に間に合うように、少し早めに家を出て病院へ向かう。

ただ緊張していたのか、始め逆方向のバスに乗ってしまい無駄に時間を食ってしまった。

家族と一緒に入院に来る人が多いけど、私の奥さんは仕事のため、一人での入院だった。

入退院ラウンジという場所で、入院書類を提出して入院手続きを済ませたら、入院する病棟へ。

病棟に着いたら、看護師さんが本人確認をして、それから自分の病室へ案内される。今回は4人部屋。

病衣に着替え、入院の説明を受けて、入院時の書類の説明があり、サインをして看護師さんへ渡す。

それらが済んだら、血圧・体温・指で酸素量を測ってもらい、採血も実施。

そのあとは、特にすることもなく携帯いじったり、パソコンをいじったりして過ごしていた。

今はまだ入院中の面会はできないとのこと、家族に会えるのは手術直前と手術直後だけ。

夕方になったら医師の回診があって改めて、軽くではあるけど明日の説明があった。

18時ごろに夕飯が提供、まあ病院食だなといった食事。味は薄い。

21時からは口から固形物を食べてはいけない、そして明日の朝7時になったら水分も摂ってはいけないとのこと。

コンビニで軽くつまめる物と飲み物を持ち込んでいたため、間違えて食べないように注意した。

22時になったら病室、病棟の電気が消えるため、周りの患者名さんの迷惑になってもいけないし、眠くは無いけど布団に入って横になった。

慣れない環境だし、まだ眠く無いしでなかなか寝付けなかったけど、携帯いじったりぼーっと考え事をしたりして過ごしていた。

入院2日目、手術日

今日は手術日、2件目の手術になるようで、1件目の手術が終わるのを待つ。

この日は食事は無しで、朝の7時になったら飲水もしてはいけない。

看護師さんが7時前に、アクアファンという手術前に飲む飲料を持っててくれて、それを飲んだ。

それ以降は口寂しい思いをしながらドキドキと手術が呼ばれるのを待つ。

家族は手術予定時間の1時間前に来るようにとのこと、奥さんは仕事の関係で来られないため、仕事が休みだった母親に来てもらった。

12時ごろになって、ようやく手術が呼ばれ、手術着に着替えて手術室へ向かう。

この時は、使い捨てのパンツを履き、上からガウンタイプの服を1枚羽織るような感じ、あと弾性ストッキングという長い圧迫感の強い靴下のようなものを履いていた。

手術室の前で、手術前の本人確認などをしてから手術室の中に入った。

手術台の上に横になって、看護師さんが左手に点滴の針を刺して点滴が繋がった。

手術台から落ちないように、手足・体幹を固定される。

麻酔科の先生が酸素マスクようなものをつけてくれて「すぐに眠くなりますよ。」と声掛けがあった。

それからすぐに点滴から薬が入るよーと言われて、そしたらすぐに体が熱くなるような感覚になった。

だんだんと体全体がだるくなってきて、少し息苦しい感覚になり、その後に意識がなくなった。

目が覚めたら手術が終わっていたようで、自分の部屋のベッドの上にいた。

面会に来てくれていた家族が横に立っていて、何か話しかけてくれていたが、意識が朦朧としていてあまり覚えていない。

その後また意識がなくなって寝てしまったようだ。

看護師さんの声掛けで目が覚めた。この時に、手術が終わったんだなと自覚した。

傷口が痛む。看護師さんをナースコールで呼んで痛み止めをお願いした。

痛み止めを点滴から入れてもらって少し良くなったけど、痛い痛い。まあ切っているから当然だ。

19時まではベッドから起き上がれず、水分も飲めないとのこと。喉が乾いているけれど我慢だ。

おしっこの管が入っているようで、トイレに行かなくてもおしっこは自然と流れていくようなのでトイレの心配はない。

19時までの時間は長かった。手術室から帰ってきたのが15時ごろだったので、何もできず横になっているだけ。これはこれでしんどかった。

19時になってようやくベッドから動けるとのこと。看護師さんが体についていたモニター類を外してくれて、両足にマッサージ機のようなものが付いていたのも外してくれた。

それからゆっくりとベッドの脇に座ってみた。また少しぼーっとしている感覚はあるし傷の痛みもあるけど、ずっと横になっていて腰が痛かったから、起き上がることができてよかった。

靴を履いて、看護師さんと一緒に点滴台に掴まりながら廊下を歩いてみた。

問題なく歩けたため、ベッドに戻って看護師さんがおしっこの管を抜いてくれた。

抜くのは一瞬だけど、やはり痛い。その後トイレに行ってみておしっこをしたんだけど、おしっこの管が入っていて空気が入ってのだろう。しばらくゴボゴボと空気が抜けていった。それが何とも気持ち悪い感覚だった。

その後は自分で動いて良いとのこと、そして水分も摂っていいとのこと。ようやく飲める水、本当に美味しかった。

その後は特にやることもないので、携帯をいじって時間潰していた。たまに看護師さんが様子を見にきてくれて、傷の様子を見てくれた。

この夜は痛みが強かったため、何度か痛み止めを入れてもらった。

この日はそんな感じ。

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